「acquire」の意味や使い方、類義語を紹介します!

「acquire」とは

acquire

日本で生活していて「acquire」という言葉を使うことはほぼありませんが、ビジネスではの専門用語として使われていることもあります。 まずはこの見出しで、「acquire」の発音・基本的な意味・語源などから正しい意味を確認していきましょう。

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「acquire」の発音は「アクアイア」

「acquire(`ækwəzíʃən)」は「アクアイア」と発音します。音節は「ac-quire」と2つに分けられ、アクセントは第2音節の「quire」に付きます。 単語のスペルから発音が少しイメージしづらいですが、発音の際のポイントは最初の「a」の発音です。「a」の発音記号は「æ」となっていますが、これは「a」と「e」が混ざったような音を意味します。

 

「acquire」の意味は「獲得する」

「acquire」の基本的な意味は「獲得する」ですが、「(努力して)手に入れる」「身につける」などと訳すこともできます。 「獲得する」と訳す場合は財産・権利・名声などを得る時に使うことが多く、「(努力して)手に入れる」の場合は学問や知識に対して使います。「身につける」は学問や知識の他に、習慣を身につける場合にも使うことが出来ます。 上記のように訳し分けることができますが、どの訳も「獲得する」が基本です。

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「acquire」の語源

「acquire」という単語は「ac」と「quire」に分かれます。 「ac」は「付加」という意味です。「quire」は「探し求める」という意味のラテン語が語源で、「inquire(調べる)」「require(必要とする)」などの英単語でも使われます。 「ac」と「quire」から「探し求めて付け加える」という意味が成り立ち、ここからも「獲得する」という訳が理解できます。

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「acquire」の名詞は「acquisition」が一般的

「acquire」は名詞として使う場合は「acquisition」と語形が変化します。「獲得」「習得」「取得物」「買収」などのように訳し、この語形で使うことが一般的です。 名詞として使う場合は「acquirement」という語形も有り、「技能や芸術的な技術習得」というニュアンスで使うことも出来ますが、一般的な単語ではありません。

「acquire」の使い方と例文

使い方と例文

使い方と例文(画像:Unsplash

ここまでは動詞の「acquire」とその名詞「acquisition(acquirement)」の意味や使い方について説明しました。特に語源から単語の意味のイメージがしやすいでしょう。 この見出しではここまでの意味の説明を踏まえて、「acquire」の実際の使い方について紹介します。

 

買収

まずは「買収」ですが、「(金銭的な方法で)獲得する」と考えれば意味が理解できます。 ・The company was acquired by TOYOTA in 1990. (その会社は1990年にトヨタ社に買収された。) 「acquire〜」で「〜を買収する」という意味です。例文は「The company」がトヨタに買収されたという意味になっています。ビジネスで「M&A」という言葉がありますが、これは「Mergers & Acquisitions(合併と買収)」を略したものです。

身につける

次は「身につける」という使い方です。 ・She has studied hard for half a year and acquired knowledge of English. (彼女は半年間必死に勉強して英語の知識を身につけた。) 「身につける」と訳す時は「学問や知識の習得」の時に使うと紹介しましたが、この例文でも後ろに「knowledge of English(英語の知識)」が来ています。意味の説明でも紹介した「努力して手に入れる」と訳すこともできます。